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住宅購入の流れ・注意点の基礎知識

住宅購入の申し込み(1)購入申し込みの注意点

 さて、気に入った物件があれば早速購入の申し込みをすることになるのですが、意外とこの申し込みの意味をご存じ無い方がいらっしゃるので、注意したい項目です。

◆申し込みとは、購入の意思表示

 気に入った物件なので購入しますよ、という住宅購入の意思表示です。購入申し込みは売買契約とはまた別ですので、注意して下さい。 不動産業者などがあいまいな表現をすることがよくあり、買主自身も混乱することが多いようです。

 一般的に申し込みは書面で行いますが、その書面は購入申込書買付証明書などと呼ばれます。不動産会社によって書面の呼び名が異なるだけで内容は同じです。

 その書面と一緒に申込金を支払うこともあります。 大体は10万円程度までが一般的ですが、申込金が無い場合もあります。稀に、申込金が50万円などといった高額を要求されることがあるようですが、それは申込金ではなく手付金の可能性があるので、よく注意しましょう。

 また、この申込金は、買付証拠金などと別の名称が使われていることも多いです。申込書と同じく不動産会社によって呼び名が異なることがあるわけです。

 その後、契約に進むわけですが、この申し込みにあたっての注意点を記載します。

◆申し込み時の注意点

 営業マンがよく「この物件は人気なので、今日にでも申し込みをしてもらわないと別の方が買ってしまうかも・・・」と、物件を見たその日に申し込みを迫ってくる場合があります。ひどい時には、「今日明日にでも契約をしないと!」と言うこともあります。また、「申し込みの3日後には契約ですよ!」と営業マンが言ってくることもあります。

 落ち着いて下さい。

 当日の申し込みはいけません。契約も然りです。 そして、申し込みから契約まではせめて1週間は空けましょう。その間に冷静になって、物件のことを考えてみたり、調べたりしてみて下さい。現地では見えなかったものが、色々と見えてくるかもしれません。

 そして購入を迷っている時に相談した営業マンが、
「じゃあ、仮契約をしましょう!仮契約のあとに、じっくり検討して下さい」
と言ってくることもあります。
「仮契約だから大丈夫ですよ!」と言われる場合もあります。

 しかし、住宅の売買において、仮契約というものはありません。 この『仮契約』というものが、実際の売買契約なのか、単なる購入申し込みなのかをはっきり確認しておきましょう。そうでないと、この時に支払った代金が実は売買契約の際に支払うべき手付金だったりして、「もう判を押しているから、決済しないといけません。手付金も返せません」と言われてしまうこともあります。

 購入申し込みの場合ですと、契約では無いので法的な拘束力はありません。購入申し込みの撤回(契約をしないなど)をすれば、申込金は返金されるのです。

 では何故、不動産会社が申し込みや契約を急かすのでしょうか。その点は、「購入の申込(2)業者に契約を急かされる理由」でお伝えします。





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