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「住まい」によって平均世帯年収はかなり違う???

住宅市場動向調査

地方に注文住宅を建て遠距離通勤している会社の上司や、都心の分譲マンションを購入した友人の懐具合など気になるけど聞きにくいことは多いのではないでしょうか?

現在では個人情報保護法のこともあり、なかなか情報が入ってこないというのが現状かもしれません。そこで今回は、国土交通省の「住宅市場動向調査」のデータを使って、住まい別の平均世帯年収と世帯主年齢を一緒に確認してみたいと思います。

住まいの形態は、注文住宅・分譲戸建住宅・分譲マンション・中古戸建住宅・中古マンション・民間賃貸住宅の6つに分かれています。世帯年収の高い順に並べると、

① 分譲マンション694万円
② 分譲戸建て住宅644万円
③ 中古マンション644万円
④ 注文住宅625万円
⑤ 中古戸建住宅590万円
⑥ 民間賃貸住宅421万円

という結果になっています。1位の分譲マンションと6位の民間賃貸住宅では世帯年収に約270万円もの開きがあり、住まいによって世帯年収がかなり異なることがわかります。

また、世帯年収は年齢の影響を大きく受けますので、住まい別の世帯主年齢も確認してみましょう。世帯主年齢の高い順に並べると

① 注文住宅44.9歳
② 中古マンション44.1歳
③ 分譲マンション43.3歳
④ 中古戸建住宅43.0歳
⑤ 分譲戸建住宅39.4歳
⑥ 民間賃貸住宅38.1歳

という結果になっています。1位の注文住宅と6位の民間賃貸住宅では、6.8歳の差が出ています。

住宅市場動向調査

(出典:国土交通省「平成26年度住宅市場動向調査」)

上記のデータから民間賃貸住宅は、相対的に年収が低めの若い世帯が多く住む傾向があることがわかります。おそらく、年齢が上がるに従い、持家に移行する方が多いからかもしれません。逆に、世帯年収が高いと分譲マンションを選択するケースが比較的多いことがわかります。

日本人は周りを気にする国民性ですので、これから住宅購入を考える方には参考になるデータではないでしょうか?

「住まい」はお金だけではありませんが、住宅を購入するにしろ賃貸にするにしろ、お金のことを全く気にしないわけにもいきません。今回のデータは、お時間あるときに「住まい」をどのように考えていくのかをご家族でお話しされる一つのきっかけにしていただければ嬉しく思います。

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長谷ファイナンシャルプランナー事務所

<執筆者>
・執筆者:長谷剛史
・所属会社:長谷ファイナンシャルプランナー事務所
・主な資格:ファイナンシャルプランナー(CFP・1級FP技能士)、住宅ローンアドバイザー

<執筆者のプロフィール>
住まい・資産運用・保険3つの分野に強いファイナンシャルプランナー。ライフプランを中心とした総合的な観点からアドバイスを行う。

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