建売住宅(分譲住宅)購入の基礎知識
建売住宅(分譲住宅)は危ない?
建売住宅(分譲住宅)に、あなたかどのようなイメージをお持ちでしょうか。
住宅コンサルティングサービスを行うなかで、建売住宅の購入者の方からは、
「注文住宅より安い」
「建売だから少々、工事が粗くても仕方ない」
「建売は安物」
「建売だから少々、工事が粗くても仕方ない」
「建売は安物」
などというご意見を伺うことが少なくありません。
このなかで、注文住宅より安いというのは、確かに多くの場合においてそうです。もちろん、建売住宅でもいろいろあるので、大手ハウスメーカーの建売住宅の方が工務店に建築してもらった注文住宅より安いというのはよくある話です。
1つ、非常に気になるのは、「建売だから少々、工事が粗くても仕方ない」というご意見です。なんと言いましょうか「建売住宅へのあきらめ、妥協」というものを感じます。
しかし、実際にはそのようなことはありません。建売住宅でも丁寧な施工(当たり前ですが)をされている現場は多数あります。施工が悪ければ、しっかり指摘して補修してもらうべきですし、買主がそう主張するのは当然のことです。
建売住宅だからと言って、売主や工務店に対して遠慮する必要はありません。

さて、もう1つ気になるご意見を頂くこともあります。それは、「建売住宅は危ない」というご意見です。
この場合の「危ない」とは、欠陥が多いという意味で仰っていることが多いようです。多くの住宅を見てきましたが、注文住宅であっても、建売住宅であっても欠陥工事がなされていることはあるものです。
「建売だから・・・」
ということはないのですが、何かと誤解や先入観が多いものですね。
ただ、本当に良くないと感じることは、売主や不動産仲介業者が買主を説得しようと、「建売だからこんなものですよ、、、」などと言っているのを聞いたときですね。全くそのようなことはないので、建売住宅でもしっかり主張すべきことは主張していきましょう。
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