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FP 長谷剛史の住宅コラム

住宅ローンを支払いながら教育資金を準備する方法


住宅ローンを支払いながらでも教育資金を準備する必要はありますが、現実はなかなか難しいという方が多いのではないでしょうか?今回は、気になる教育資金の現状と準備方法を確認してみましょう。

〇教育資金の現状
 教育資金は住宅資金や老後資金と共に人生の3大資金と言われていますが、図1及び図2の通り多額のお金が必要になります。幼稚園から高等学校卒業までオール公立の場合で約500万円、オール私立の場合で約1,680万円となっています。さらに、大学の学習費総額を含めると住宅を購入できる程度の金額になる可能性もあります。

幼稚園から高校の教育費

大学の教育費

〇教育資金準備方法
 教育資金は必要になる時期や金額があらかじめわかりますので、他の資金に比較して準備がしやすい資金と言うことができます。子どもが小さいときから計画的にコツコツ準備することが大切です。

 そのためにまず実行すべきなのは、「収入−支出=貯蓄」ではなく、「収入−貯蓄=支出」の考え方で生活していくことです。色々支出をして残ったら教育資金の準備にお金をまわそうという考えでは準備が進みません。

 具体的な教育資金の準備方法としては、@学資保険(子ども保険)に加入する、A金融機関の定期預金や自動積立預金を利用する、B投資信託など運用商品を活用する等色々ありますが、毎月強制的に一定額を子どもの教育資金として準備していくことが重要です。Bを選択する場合は、2016年から開始するジュニアNISA制度を活用して準備を進めるのも良いでしょう。どの方法を選択するかはご夫婦のライフプラン=将来計画や価値観・教育方針によっても変わってきます。

〇奨学金制度の活用 
 教育資金が準備できず子どもが大学や短大の進学時期を迎えた場合、一番強い味方になるのが奨学金制度です。圧倒的に利用者が多いのは日本学生支援機構(旧育英会)の奨学金ですが、地方公共団体や新聞社及び大学や企業が設けている奨学金制度もあります。

 基本的に奨学金はお金を借りる制度ですから将来返さないといけませんが、返済が滞る人が増加しています。最近は社会に出ても正社員になれる保証はありませんので、非正規社員(派遣・パート)になった場合は奨学金の返済が難しくなるという背景があります。奨学金を利用するのは子どもになりますので、利用する際は親子でお金のことを真剣に話しするようにしましょう。

長谷剛史
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