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No.2 石神 昭二 2019/12/22
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駐車場等の土間コンクリートは、温度変化によりひび割れが起こり易い特性があります。特に面積が広くなるとひび割れの発生が顕著です。 また土間コンクリートに設けられた排水設備の枡・量水器等が土間の端に近い場合もひび割れが起こり易いです。 土間コンクリートを分割して隙間を設けて砂利・レンガ又は竜のひげ等を植える施工が見られますが、これはひび割れを起こり難くするためです。 今回の写真の箇所は、ひび割れ防止のために設けられた目地で、ひび割れを誘発する工法ですので、目地材の下に起こるひび割れは問題ありません。 この様な目地材は土間コンクリートの厚さと同じ寸法を使用する場合がありますが、この様な使用法を伸縮目地と呼ばれます。 土間コンクリートは通常鉄筋または溶接金網を挿入してひび割れを防止しますが、誘発目地部分は鉄筋・溶接金網は設けないので、割れた箇所に雨水が浸入しても問題ありません。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
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