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10件のコメントが投稿されています(1-10を表示)。
No.3 石神 昭二 2016/01/06
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基礎天端の水平精度に問題があると、基礎に載せる基礎パッキンも水平精度に影響を及ぼします。写真に見られる部品は基礎パッキンが水平でない場合に土台の間に挿入する調整部品と思われます。 基礎パッキンがJOTOの製品であるかは不明ですので、実際に使用されたメーカーの技術資料を検証する必要があります。資料には調整部品の許容枚数が明記されておりますので確認して頂きたいと思います。写真を検証すると5枚使用しており、1枚の厚さが2㎜程度でしょうから10㎜前後の隙間がある事が判ります。 写真を検証すると基礎と土台の間に10㎜程度の隙間が見受けられますので、土台の歪み及びめり込みが発生する可能性が考えられます。土台の樹種がこれらの影響に対して安全であるかを検討する必要があると考えますので、施工会社の設計監理者に確認して頂く事をお勧めします。 建物の中で調整部品を使用した箇所は一部であろうと思われますが、基礎天端の水平精度が10㎜前後の不具合があった事が明らかです。基礎立上り寸法の誤差が大きい事が原因ですので、基礎工事の施工不良が要因と考えます。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
No.5 石神 昭二 2016/01/07
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是正方法として、今の基礎パッキンを持ち上げて(スペーサーをかます)レベラーを流す、高い部分を削る等の改善方法及び厚めの基礎パッキンを入れる改善方法の提案があったようですが、これらは上部構造部材を撤去する事が前提なのでしょうか。土台から上の構造部材を残したままであれば、水平精度の改善は難しいと考えます。 写真を拝見すると現在の進捗状況は上棟が終わっていると見受けられますので、現状の基礎パッキンを持ち上げる方法は非常に難しい事と、持ち上げるた後の水平精度が現状よりも悪くなる事が考えられます。 基礎天端及び基礎パッキンの水平性を改善する事が必須ですから、土台から上を全て撤去してから、基礎天端に施されるレベリング材の水平性の改善が必要と考えます。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
No.6 あてんざ 2016/01/24
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ありがとうございました。 土台の件は床を剥がしてジャッキであげて、一応修正されました。土台に何ヵ所も割れが出来てしまいましたが… 今は断熱材施工の段階なのですが、このように押し込んだ施工は普通なのでしょうか? |
No.7 石神 昭二 2016/01/25
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断熱材は防湿シートに覆われておりますが、断熱材を留める側は耳が設けられております。現場で柱・間柱に留める際はその耳を重ねて留め付ける施工が必須です。 写真では間柱部分に耳を重ねて留め付けられておりますので、問題ないと考えます。又下方は土台まで充填されておりますので問題ないと見受けられます。 土台をジャッキで持ち上げて修正工事を行ったとありましたが、土台の割れの状況が不明です。土台の不具合が今後の工事の進捗の中で割れが進行して割れの箇所が増える事、割れ巾及び長さが増える事等が心配されます。 割れが進行して1階柱が下がり2階梁の水平性が損なわれる可能性も考えられます。併せて修正した土台の水平性について確認できたのかが心配されます。現状は1階床が構造用合板が再施工された状況と見受けられますので、測量器で合板のレベルを測る事を申し入れて良いと考えます。 これらについて、今後予想される不具合について施工会社の責任で是正工事を行う事を確認し、覚書などの書面にして受領する事をお勧めします。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
No.10 石神 昭二 2016/01/31
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床下の雨水は工事の進捗の過程で乾燥すると思われますが、既に床構造用合板にカビが発生したとすれば、湿気を含んだ状況が覗われます。 今後は工事の経過の中で床下及び床構造用合板をチェックして、乾燥状態を確認して下さい。或いはあてんざ様から早急な雨水の除去を要望しても良いと考えます。併せて床構造用合板の張替えも要望してはいかがでしょうか。 コンセント廻りの断熱材に関しては、本来の施工は断熱材の被覆防湿シートと壁石膏ボードは隙間なく施工される事です。コンセントボックスの周囲に隙間が生じますので、防湿シートをコンセントボックスの形に切り欠いて、補強の防湿テープで隙間を失くす施工が宜しいと考えます。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
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