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ペントハウス、小屋裏収納について
【専門家に質問】
アイ 2015/12/03   
■ ご相談・ご質問の内容

ご協力お願いします。

スカイバルコニーの家を建てる予定なのですが、塔屋の横に仕事で必要な書類を保管するために小屋裏収納を設けたいのですが、それは可能でしょうか?

塔屋面積は建築面積の1/8を満たしています。小屋裏収納も2Fの水平投影面積1/2以内です。

どこかで両方作ると3F建てになるという書き込みと、それぞれ扱いが違うから問題ないという意見があり、どちらが本当なのかわかりません。

もしダメなら小屋裏収納は諦めます。



添付画像に3つの質問があります。

プロフェッショナルな方のご意見、どうぞよろしくお願いいたします。



5件のコメントが投稿されています(1-5を表示)。
No.1  アイ 2015/12/03   
画像ファイルが消えていたので再UPします。
No.2  石神 昭二 2015/12/06   
 通常の木造建築で、勾配のある屋根の小屋裏(屋根裏)を使用する事を想定して、階数及び面積に算入しないで屋根裏収納を設ける規定が、天井高さが1400㎜以下且つ下階の面積の1/2以下です。これに該当すれば階数及び床面積に算入しないという考え方です。

 

 建築基準法施行令第2条第1項、八の規定に階数の定義の記載があり、「昇降機塔、装飾塔、物見塔その他これらに類する建築物の屋上部分(中略)で、水平投影面積の合計がそれぞれ当該建築物の建築面積の1/8以下のものは、当該建築物の階数に算入しない」と規定されております。併せて建築基準法施行令第2条第1項、六、ロの規定に建築物の高さの定義の記載があり、塔屋を高さに算入する場合の規定があります。



 パースを拝見すると2階屋根は陸屋根と呼ばれる平らな形状ですから、御質問の小屋裏収納と解釈するには無理があると考えます。又、収納という用途は建築基準法施行令の規定に含まれておりません。従いまして今回の場合は階段・廊下及び収納の全ての部分について検討する必要があると考えます。



 図面を検証すると収納と階段を含めると建築面積の1/8以上ですから、屋上部分は3階の扱いになり、建物の階数は3という解釈になると考えられます。又塔屋(3階)の最頂部までの高さを建物の高さになります。





  
石神 昭二(一級建築士)
住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.3  アイ 2015/12/06   
すごく明快な答えですっきりしました!

ありがとうございます。



石神様のおっしゃられる通り、このパースですと2階の屋根裏ではなく3階の屋根ですねこれ・・・

もしこのようなものを実現するのならば2階を切妻屋根にして南半分を切り取る、若しくは片流れの屋根の半分を切り取ってルーフバルコニーとすれば可能という解釈でよろしいのでしょうか?



あと一つお願いします。

先ほど見つけたのですが、下記リンクをご覧ください。



https://suumo.jp/jj/bukken/shosai/JJ012FD010/?ar=050&bs=020&nc=85290382&suit=nsuusbsp20121129001



この物件は2階建となっています。

確認申請がクリアできたから売りに出されているのでしょうが、私と同じようなことをしているのに何故これが2階建てなのでしょうか?

不思議でしょうがありません。



石神様の返信を読めば読むほど、この設計に疑問が膨らむばかりです。





どうかまた明快な回答をください。

よろしくお願いいたします。
No.4  石神 昭二 2015/12/07   
 リンク先の物件を拝見しましたが、アイ様の御指摘のとおり概要に2階建てと記載されております。しかし確認申請書に於いて階数が2であるか、3であるかが不明です。考えられるのは、確認申請書では3階建てであっても、今回の広告にのみ2階建てと表記した様に思われます。



 建設地の法規制に照らし合わせて3階建てでクリアしており、建物の構造も3階建てとして設計されておれば何ら問題はないと考えます。



 アイ様のプランも同様に建設地の規制・建物の構造を適合できれば3階建てで確認申請は問題なく許りると思います。



 従いまして、パースのプランでは小屋裏収納として天井高さを抑えた形状ですが、3階建が適法できて、高さ制限もクリアできれば通常の天井高さで設計して問題ないと思います。




石神 昭二(一級建築士)
住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.5  アイ 2015/12/07   
石上様。ご返信ありがとうございます。

確認申請で3Fで広告で2階建てとかって、そんな営業がまかり通る世界なのですか・・・



細かいところを気にしない客が買っていくんでしょうね^^



すごく勉強になります!



ということは



http://www.ex-stage.jp/plus1/



このリンクの特許工法とかっていうのも実際は3階建てなのでしょうね。

特許工法などというもので、いかに施工しようとも法の目を掻い潜るようなものが存在するとは思えませんし・・・

なんか建築世界の闇?というかグレーゾーンを見た気がします^^;

用途地域の条件を満たして、実質3階建てというなら特許工法も何も何ら制限ないですもんね。



私自身、今回の新しいお家は3階建てまでの予算はないので何とか2階建てでPHと小屋裏を作りたいと思っていろいろ調べましたが、どうやら無理なようですね^^;



2階の階高を高めにとって天井高を低くし、軒高を若干高めにして2階の屋根という認識でそこを小屋裏収納にする方法も考えていたのですがなんだか無理そうですね。



元の設計通り塔屋だけで小屋裏収納は諦めることにします。



色々質問ばかりで申し訳ありませんでした。

今回も明快な答えありがとうございました。

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