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基礎の配管スリーブ設置について 【専門家に質問】 匿名 2015/07/17 ![]() |
■ ご相談・ご質問の内容 配管スリーブが設置されましたが鉄筋にくっついてる状態で結束されているのですが大丈夫なのでしょうか?このままコンクリートを流した場合何か問題はありますでしょうか?どうかアドバイスをお願い致します。 |
3件のコメントが投稿されています(1-3を表示)。
No.1 石神 昭二 2015/07/17
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鉄筋の周囲には鉄筋を覆うコンクリートが必要で、これをかぶり厚さと呼びます。かぶり厚さは鉄筋コンクリート造基礎の強度を発揮する為及び鉄筋の保護のためには必須ですので、規定の厚さは必ず確保する様に施工会社に要望して下さい。 設備配管用のスリーブの周囲にもかぶり厚さが必要です。写真の様にスリーブを鉄筋に直接縛り付ける施工をよく見かけますが、この状態ではかぶり厚さが不足(無い)状況ですので、スリーブ用のスペーサーを設ける事を施工会社に要望してください。 基礎底板に施工されたスリーブも同様ですから併せてかぶり厚さが確保された施工を要望して下さい。 スリーブに近接して設けられた斜めに加工された鉄筋は、スリーブの補強鉄筋と見受けられますが、写真の様にスリーブから離れすぎては補強筋の役割を果たせません。又スリーブの上に設けられた補強筋は近接しておりかぶり厚さが確保できておりません。これらの手直しも施工会社に要望して下さい。 かぶり厚が確保出来ている施工状況を確認するために、鉄筋工事完了時に施工写真を撮って、お客様に提示して貰う事を併せて要望してはいかがでしょうか。 石神 昭二(一級建築士) 住宅診断(ホームインスペクション)のアネストで住宅検査・診断を担当 住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。 |
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