重要事項説明書の基礎知識や注意点
道路(道路の種類や私道負担について)
不動産の資産価値を大きく左右する土地条件の1つが道路です。道路の種類、幅員、接道長さなど、どれも資産価値に影響する大事な条件です。これについても、重要事項説明書には記載があります。
道路の種類は、皆さんが一般的にイメージする公道(市道・県道など)のほか、位置指定道路、開発道路、2項道路などの種類があります(いずれも略称)。これら道路の種類を理解しておくようにしましょう。
私道負担とは、その土地が接する道路が私道であって、その一部を住宅購入者が所有する場合です。イメージとしては、本来なら自分の土地なので自由に使いたいところなのに、道路として提供しなければならない土地ということです。
道路として提供しているので、建物を建てる際には使えません。初めからないものと同じような条件ですので、通常、この土地部分(私道負担の部分)は住宅の売買代金でも計算されていません。そして、固定資産税もかかりません。道路について詳しく知りたい方は「道路の重要性と再建築不可(住宅を建てられない土地?)」も参考にしてください。
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