重要事項説明書の基礎知識や注意点
登記簿に記載された事項
不動産の取引をする上で欠かせない大事な書類が登記簿謄本です。普段の生活のなかで登記簿謄本を目にする方はいませんので、なかなか見辛いものです。その住宅の権利関係を把握するために大変大切なものですので、難しいからといってやり過ごさずに、できる限りその内容の理解に努めましょう。
そこで、登記簿謄本に記載されている内容が重要事項説明書にも記載されます。これで、名義人(所有権を持つもの)を確認できますし、抵当権などの権利の有無やその内容をチェックすることで、債務(借金)の担保になっているのかどうか等を確認できます。
土地と建物について、それぞれ記載されます。なかには、「別紙の登記簿謄本を参照」とだけ記載しておいて、重要事項説明書のなかには記載していないケースもありますが、それでも問題はありません。
しかし、本来は不動産会社から説明を受けて理解することが目的ですので、各項目について説明を求めた方が良いでしょう。
ちなみに、土地が所有権の売買ではなく借地権であれば、この辺りの欄で説明が記載されます。
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