中古住宅購入の素朴な疑問
中古住宅を買うならリフォーム済みの方が良い?
中古住宅を探していますと、広告で「リフォーム済み」と書かれているものも多いですね。最近では「リノベーション済み」と書かれているケースもあります。
リフォームもリノベーションもほぼ同義で使われていることがありますが、その詳細はここではおいておきます。
リフォーム済み中古物件でも、リフォーム内容は様々です。壁のクロスを貼り替えただけの簡単なものから、キッチンやトイレ、バスなどの設備を取り換えたリフォームまでいろいろです。
こういったリフォームが既にされている中古住宅を購入するメリットは、購入者が自らリフォームしなくてよいので、購入後のコストがあまりかからないという点です。
一方でデメリットは、リフォーム前の建物の状態の見極めが難しいために、建物の瑕疵に気づかずに購入してしまうリスクが高くなる点です。建物の専門家が中古物件の住宅診断(ホームインスペクション)をする場合でも、リフォーム前の方がより品質の高い診断を期待できると言えます。
リフォーム済みであることには、メリットもデメリットもありますので、購入者によって何が優先されることかを考えて判断しなければいけません。その住宅を長く安心して使いたいのであれば、リフォーム前の状態をしっかり確認してから購入することをお奨め致します。
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