高層マンション購入の注意点

金利上昇時のタワーマンションに要注意


 超高層マンション購入のデメリットは、物件そのものに関することだけではありません。ここで注意しておきたいのは、住宅ローンの金利の上昇リスクです。

 マンションは工事に着手してから完成するまでの工期が長く、1年を超えることが多いです。規模が多きものほど長く、高層マンションも工期が長いことが多いです。超高層マンションともなれば、工期が2年を超えることも珍しくありません。

 新築マンションを完成してから購入する方であれば、そのときの住宅ローン金利を確認して返済計画・資金計画を考慮して判断すれば問題ないでしょう。しかし、建設中に購入する方が多いため、売買契約をしてから完成するまでに1年以上という方は非常に多いです。

 この期間中に経済動向が変わり、金利が上昇してしまい、当初考えていた返済計画がマンションの完成時点には崩れていたなんてことも実際に起こりえるのです。金利の上昇リスクは考えておかなければならいことだと言えるでしょう。

 金利の上昇期においては、このことは非常に大きなリスクとなります。マンションの完成を待つ、その間に、金利が上がってしまうのです。毎月返済額が1万円以上増えたり、最終的な総返済額が数百万円も増えたり、、、

 これでは、当初に立てていた返済計画に無理が出てきますね。上昇後の金利に対応できる予算であればいいのですが、当初からギリギリの予算での購入だった場合(これ自体問題ではありますが)入居してすぐに生活苦になることもあり得ます。

 このようなリスクは、高完成までの期間が長ければ長いほど、そのリスクが高いのはお分かりいただけるかと思います。

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