住宅購入の流れ・注意点 〜地盤と住宅購入編〜
新築の注文住宅の地盤
注文住宅の場合にしばしば問題となるのが、これから土地を購入し、それから建築するハウスメーカーや工務店を検討する場合です。
土地を新たに購入する場合、購入前に売主側で地盤調査をしていないケースが多いです。つまり、安心できる地盤かどうか不明な状況のなかで、高い買い物の決断をしなければならないことになります。
これはリスクが高いですね。地盤調査の結果次第では、地盤改良工事に100万円単位の大きな費用がかかることもあります。なかには、地盤改良工事だけで300万円を超えることもあるのです。大きいですね。
できれば、売主側で地盤調査をしている土地を探したいものですが、この条件を絞ると他の条件に合う土地が見つからない可能性が高まってしまいます。
購入前に地盤調査をさせてもらえるならば、そうすることも1つの方法ですし、または契約内容で地盤調査の結果次第では解約できる内容にしておくのも方法です。しかし、これには売主側がなかなか応じてくれないことも考えられます。
また、対象の分譲地が何区画もあるような現場である場合は、他の区画が既に地盤調査を行っていることもあります。そういうときには、他の区画の地盤調査結果を参考として確認させてもらうこともできます。
但し、地盤の強さは、同じ区画内であっても、大きく異なることもあります。たとえば、「道路付近の地盤は強固な地盤だったが、敷地の奥の方は軟弱地盤だった」ということもあるのです。ですから、近くとはいえ、他の区画の地盤調査結果は参考にする程度であって、それだけで判断はできません。
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