「家づくりの資金計画」講座


失敗しない資金計画〜ライフプラン分析


前回の続きです。
資金計画の第2の作業である
「将来にわたって人生設計(ライフプラン)を立てて分析する」
ことを掘り下げて書いていきます。

マイホームを購入した後も、これまでの生活が続きます。
ただし、家族の年齢は必ず1歳ずつ加齢していきますし、
年齢とともに取り巻く環境も変わっていくのが普通です。

資金計画とライフプラン

住宅ローンを組む場合に返済期間で一番多いのは35年です。
返済には35年も掛からないと思っていたとしても、相当な長期での返済
となることは言うまでもありません。

家計でもずっと同じ状況が続くことはありえないと考えたほうが無難です。
人生にとって家計に大きな影響を及ぼすイベントが待っているのです。

普段の家計とはまた違う支出が待っているはず!
どの時期にどれぐらい掛かりそうなのか、一覧に書き出してみましょう。

一般的なサラリーマンで子育て家庭をイメージしてみますと
@のような支出項目と金額を見込んでいきます。

@生涯にわたる家計支出

 ・基本生活費(子どもの成長分を見込むこと)
・子どもの教育費(習い事・塾・受験費用も含める)
保育園〜小学校〜中学校〜高校〜大学・大学院まで
・趣味やレジャー(家族旅行やマイカーの維持や買替)
・冠婚葬祭(親族や友人、子どもを通じたお付き合い想定されます)
・教養費
・買い替え費用(家電・家具・車など)、車には維持費も見込む
・生命保険料や損害保険料
・住居関係費(住宅ローンなど、将来の老朽化でのリフォーム費も含める)
・税金や社会保険料
・親への仕送り

A生涯にわたる収入

 ・定年(一般的に60歳)迄の勤労収入
・退職金および企業年金
・公的年金
・その他収入:満期金や個人年金や不動産収入など
・親からの贈与・相続

B購入直後の貯蓄

 ・預貯金
・有価証券

ライフプランとは、
「@ 生涯にわたる家計支出」を時系列に、
「A生涯にわたる収入」と「B購入直後の貯蓄」でもって、
カバーして行けるのかどうか?

ライフプラン

そのことを確認するために、
今後35年〜50年程度の家計収支(キャッシュフロー表)を作って、
長期的に分析する作業なのです。

マイホームを購入した後の家計が、

A:健全なのか?(貯蓄は残って行くのか)
B:微妙なのか?(貯蓄がどこか底を付くか付かないか)
C:破綻に向かうのか?(貯蓄がなくなりやがて債務超過に陥る)

おおまかでも傾向を掴むことが大事で、
"今、把握しておく"のに意味があるのです(後では・・時間は戻らない)。

このようにある物件の購入を前提にしたライフプランによって
第1の作業である「購入後の家計の予測」だけでは捉えきれない
資金計画の落とし穴を発見することができるのです。

いかがでしたでしょうか?
石橋を叩いて渡るような作業かもしれませんね。

ただ、夢のマイホームをせっかく購入したものの、
想定できたはずの家計事情で返済が苦しくなるとか、最悪は家を手放すことが無いように、
失敗しない資金計画を立ててから物件探しに出かけてください。


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