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重量鉄骨造の天井面の断熱不良を改修したい2
【全員に質問】
匿名 2013/09/20   
■ ご相談・ご質問の内容

ご無沙汰しております。

現在の検討案と、それに対するご意見をお伺いさせてください。
現在、工事再開に向け前向きに検討中です。


1小屋裏に溜まった高温の空気をしっかり換気するため、棟の下の天井板を妻の高窓の上枠まで下げ、棟換気を設ける案(こちらでお勧めいただいた案)
2小屋裏の空気層を無くし、発泡ウレタン(等級4の160mm)を屋根の裏全体に吹きつける案
の2案で検討しています。



1の棟換気案は、後から付ける棟換気と軒下吸気口も、H鋼の厚みが邪魔をして隙間がほとんど無いことが分かりました。棟が1cm 軒下が2cmの隙間です。

プラス、少しでも天井板を下げることにより、デザインが変わることを良しとしないということ、グラスウールの施工手腕にかかっているが、ブレースなどがあり隙間無く施工できないことで、廃案になりそうです。


もう一案の発泡ウレタン吹き付けですが、
C鋼の内部にしっかり吹き込むことが出来ず、空隙が出来ること、
棟の上と屋根材の間、軒のH鋼の軒先側の鋼に吹き付けることが出来ないこと、
この2点が結露などの悪さをしないでしょうか?
主に工務店さんが心配されています(鉄骨に発泡ウレタンは経験が無いそうです)

また、鉄骨の熱橋対策に発泡ウレタンを何ミリ吹くべきでしょうか?
工務店さんに、分からないので数値を決めてくれと言われています。


鉄骨造を内側からウレタン吹き付けで屋根断熱に近い形にするのは、一般的によく施工されるものでしょうか?
ウレタンで天井の暑さは解消できるでしょうか?

よろしくお願いします。


14件のコメントが投稿されています(1-14を表示)。
No.1  真下 裕之 2013/09/20   
お久しぶりです。

屋根面への吹付け断熱が候補となっているようですね。
桁梁や棟の裏側での結露を心配されているようですが
重量鉄骨+ALC版の建物で耐火被覆を施工する場合も
桁梁とALC版の間には吹付けが出来ません。
棟の上部も同様ですがこの空間が外部や室内と気密的に遮断されていれば
結露の心配は少ないと考えます。
外気や室内からの空気の流れ込がなければ、
施工時に密閉された空気中の水分が結露する程度ですから
その量はごく僅かであると考えるからです。

吹付け断熱は最近木造でも採用するケースがあり
現場を検査することも多くなりました。
RCと違い木造や鉄骨造の場合は構造体が複雑で空隙ができやすいので
吹付け厚さはかなりムラが出来ると思います。
また妻壁の鉄骨なども吹き付け厚さが大きくなると考えますので
天井面と鉄骨のクリアランスは余裕を持って計画する必要があると思います。
軒桁と外壁内側の間は断熱材により気密されると考えますが
外壁と軒先の野地板の間は気密処理ができるのでしょうか
軒天井でカバーされるのであれば、外壁の頂部と野地板の隙間にも
断熱材を吹き付ける必要があると思います。

断熱材の厚さは使用する材により性能が異なりますので
採用する断熱材の仕様を確認してください。
また前記の通り、規定の厚さのみの吹付けでは、
鉄骨の裏側や接合部の被覆と気密が確保出来ないため
(一部では団子状に吹きつける必要もある。)
施工者にはそのことをよく理解していただく必要があると思います。

屋根面への吹付け断熱を前提にコメント致しましたが
現況の屋根葺材によっては、カバー工法による2重屋根なども選択肢かと思います。


真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.2  匿名 2013/09/20   
真下様 いつもアドバイスをありがとうございます。
壁と床を充填断熱工法で行っているので、屋根外断熱が鉄骨造に合うと分かっていながら、壁と屋根の断熱の連続性を保つことが出来ないので、今回の内側から屋根断熱を考えてみました。

空隙の結露はそんなに心配しなくていのですね。
また、壁の上端にあるH鋼と母屋のC鋼の隙間が2cmほどありますので、そこを埋めるようにします。

通常の屋根外断熱と違って、通気層を設けないことが心配でもあります。
上から、屋根材⇒野地板⇒発泡ウレタン⇒天井板で、
通常は屋根材⇒野地板⇒通気層⇒野地板⇒天井板と違って通気層がありませんが、問題はあるでしょうか?

カバー工法による2重屋根というのは、今ある屋根材の上に断熱材⇒通気層⇒屋根材を貼る工法でしょうか?
現在の屋根材はコンクリートスレート材です。
No.3  真下 裕之 2013/09/21   
 屋根面の通気層はありませんが、木造の小屋組と違い垂木がなく野地板のみが木質の材料ですので合板内部の水分による劣化は少ないと判断しました。
 屋根葺材のコンクリートスレートと野地板が日射により高温となりますが、屋根裏の空気との間に断熱層があり、それが機能していれば小屋裏の温度の上昇は抑えることができると思います。(RCの内断熱と同じですね。)
 カバー工法とは古い屋根を撤去せずにその上に新たに鋼製の垂木などを取り付けて金属葺き屋根などを作るものです。
 工場の改修などに採用されることがあったと記憶しますが、メーカーなどの資料は今手元にありません。
 現況の屋根がコンクリートスレート葺きとのことですので、母屋のC鋼を下地として、既存屋根の上に鋼製の垂木を流し、不燃材で野地板を施工すれば、金属葺きの屋根を載せることは可能ではないでしょうか。
 既存の屋根と新たな野地板の間が通気層になり、既存の屋根を直射日光から遮りますので、屋根裏の温度を下げる効果はあると思います。
 耐久性能を担保するための通気層ではありませんのでご注意ください。
 また、既存の屋根の劣化が激しい場合にはその屋根を改修する必要もあります。
 設計者、施工者とご相談ください。
真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.4  匿名 2013/09/21   
真下様
ありがとうございます。的確なご指摘でとても理解できます。


現在、小屋裏に通気層の無い状態でアクリアマット(メーカーによると24k相当)155mmを敷き詰めた状態で工事が止まっています。
午前中は断熱材が頑張って、天井の表面温度は室内温度とだいたい同じなのですが、午後から上がり、輻射熱を放ってきます。

発泡ウレタンにした場合、この午前の頑張りが無くなるだけなのか、
または太陽の直射熱は、閉じ込められた高温の空気層とは暖め方が違うので、発泡ウレタン自身が徐々に熱を持ったとしても、日が沈むまで輻射熱を放射しないで頑張ってくれるのか、それが不安です。


工務店さんは工事が可能か答えてくれると思うのですが、今回の間違った断熱を設計した設計士さん(独立した建築士さん)がまったく知識が無く、調べようともしてくれないので、こうして施主が勉強して相談させていただいています。
このような場合、今から第三者の断熱に詳しい工事監理者をお願い出来ますでしょうか?
費用と合意は、今の建築士さんと相談になると思いますが。

それとも、やってみなければ分からないので今出来る最善の手を打ち(発泡ウレタン吹き付け)、それでも暑さが改善されなかった場合、真下様のご提案されたカバー工法をお金が出来た時点で追加するのがいいのでしょうか。

No.5  真下 裕之 2013/09/21   
 屋根面の温度が上昇すると天井面の温度も上昇するようですが、アクリアフォームと天井ボードの間には天井下地のLGSがあると思います。そのバーは19mmか25mmと思いますが断熱材は天井ボードには密着しませんので、妻壁や棟部分で隙間があれば断熱材と天井ボードの間にも流れ込みます。
 屋根面へ吹付けがうまくできれば、この様な原因による天井面の温度上昇はかなり押さえられると思いますが、妻壁の断熱や外壁軒先部分での外壁断熱材との連続が確保されませんと効果は低減されます。
 吹付けを採用する場合は、施工前に断熱層の継ぎ目となる部分を点検し、施工計画を確認することをおすすめします。

 屋根のカバー工法はつぎはぎ的な改修方法ですので、可能であれば現況のスレートが劣化した時点で、スレートの撤去と下葺材(アスファルルーフィングなど)の張替えをし、新たに垂木と耐火野地板、下葺材、屋根材を新規に施工された方が良いと思います。ご検討ください。
真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.6  匿名 2013/09/22   
真下様

まったくおっしゃるとおりです。
野縁の軽鉄が同じく高温になっています。
高温になった鉄骨にジョイントされているため、熱伝導で熱くなっていると思っておりました。確かにGWは軽鉄のところに敷き詰められず、ところどころ隙間が開いています。
発泡ウレタンであれば、施工計画を確認すれば、施工不良はなくせそうです。
屋根の葺き替えはお金がかかるので、暫く様子を見ることにします。

軽鉄の隙間が悪さをしているということですが、床にも言えるでしょうか?
床の断熱についても間違いを指摘しました。
コンクリートスラブの上に大引き、その間にフェノバボードを敷き詰め、その上に根太(根太間には配線がされており、空間です)根太の上に構造用合板⇒フローリングです。
メーカーさんに確認しましたら「合板と断熱材を密着させてください。空間がありましたら断熱性能が多少落ちます」と言われたので、工務店さんに確認しましたら「この方法で問題ない。」と言われました。建築士さんにいたっては「むしろこの方法が正しい」と言い切られました。

天井面の軽鉄の隙間に熱い空気が入ったのなら、床の真下の空間に冷気が溜まることも容易に予想出来ます。フェノバボードは置いただけで、大引きにテープなどで固定されていません。

ただ、床はフローリングを貼り終え、上の間仕切り壁も製作にかかっています。あきらめるしかないのでしょうか?
No.7  真下 裕之 2013/09/22   
 床下の断熱もいろいろ方法はあり、今回の工法も設計者の選択による方法であると思います。
 断熱は真空層が効果は高いですが建築の場合は現実的に難しいので空気層による断熱が一般的です。GWをラッピングしたものやウレタンなどを発泡させて泡の中に空気を閉じ込める方法ですね。
 文面から、床はデッキコンクリートのようであり、コンクリート面にはフェノバボードが敷かれているようですので、コンクリート表面からの熱損失はある程度カバーできていると考えられます。
 床下地合板とこのフェノババードの間の空気層が外気や1階の天井裏と気密されていっればこの空気層も断熱層として機能しそうな気がします。
 外壁の仕様(特に2階室内部分の内装壁の仕様)と床との収まりがわかると良いのですが。そこへ屋根と同様に断熱材を吹き付けて隙間を塞ぐことができれば木造住宅の基礎外断熱と同程度の断熱性能が確保できると考えます。
 ご検討ください。
真下 裕之(一級建築士)
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No.8  匿名 2013/09/22   
真下様 ありがとうございます。

2階の床は鉄のナミナミのデッキにコンクリート打ちです。
1階は駐車場で、外部空間です。
外壁の仕様は、ALCパネルで、2階室内部分の内装壁は外部からALC⇒フェノバボード⇒幅木(薄く細い板が床に平行に等間隔に離して打ち付けてあります。その間は空間のままです。配線が通っています。)⇒仕上げのベニヤ板です。
壁の断熱ボードをはめてから、床の断熱ボードを敷き詰めていました。床の仕上げが先に終わっています。
床のフェノバと壁のフェノバが突き当たっているか確認します。ここに隙間が無ければ問題ないのですね。

最初にお見せした、妻壁に高窓がある写真ですが、下全部が吐き出し窓になっていて外がベランダです。外壁が傾いているそうで、まっすぐにするため内装壁を若干ふかすそうです。サッシの手前の木が断熱材を支える木材で、断熱ボードがはめ込んであります。この上から石膏ボードで壁下地を作り、ペンキ仕上げです。
サッシと断熱材の間に隙間がありますが、ここを吹き付けの断熱材でふさぐということですか?
No.9  真下 裕之 2013/09/22   
 外壁面の壁断熱材が床のデッキコンクリート面まで先行施工され、そこに床の断熱材が敷かれていいるものと思います。
 壁際の大引材と外壁断熱材の隙間はありませんか?あればそこも吹き付け断熱にて塞ぎたいですね。
 またサッシと壁の断熱材の隙間も吹付けににて塞ぐ事をお勧めいたします。
真下 裕之(一級建築士)
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No.10  匿名 2013/09/22   
真下様 本当にありがとうございます。

工務店さんに壁と床の隙間があるか確認し、隙間があれば埋めてもらうように伝えます。

窓が柱に隣接しているところ、配線のダクトが断熱材を切り欠いている所など、細かくチェックしてもらいます。
施工途中の写真が見つかりましたので、貼ります。

大引+断熱材⇒根太+床下配線⇒構造用合板 の上に床材を貼り付けている途中の写真です。突き当たりが高窓、吐き出し窓の付いた妻壁。
右の壁が断熱材をはめこんだ壁で、床材の下にまで断熱材が入っているようです。
突き当たりの壁と右の壁の角が、断熱材を切り欠いた場所、柱に接近した窓で、このような場所や窓が他にもあり、断熱が切れないようにチェックします。





No.11  匿名 2013/09/22   
窓周りの大きな写真です
No.12  匿名 2013/09/22   
角の写真です
No.13  真下 裕之 2013/09/22   
 施工中の写真をアップしていただきありがとうございます。
 壁下地とサッシの隙間はサッシ裏側の結露も心配ですので吹付け断熱を施工するようにしてください。
 また、以前のコラム柱と桁の大梁には断熱材を吹き付ける事になったと理解しておりますが、あLC版とコラム柱、梁外面の間には30mmほどクリアランスがあると思います。その隙間に断熱材を吹き込むことは難しいので、隙間を塞ぐように断熱材を施工してください。柱とサッシの隙間は、木製の額縁を取り付けるとクリアランスが20mmから30mm程度となると思います。屋根面への吹付けと同時に施工しますとその隙間に吹付けが充填できず、サッシ裏側に空隙ができるおそれがあります。この部分(柱のサッシに接する箇所)はサッシとの隙間を補修用のカートリッジスプレーなどで、ノズルを額縁と柱の間に差し込み、奥まで断熱材が充填されるように施工されると良いのですが。施工者と相談してみてください。
よろしくお願いいたします。
真下 裕之(一級建築士)
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No.14  匿名 2013/09/23   
真下様 ありがとうございます。

次回の打ち合わせでは、真下様からのすべてのアドバイスを文面にして、工務店さんにお伝えしたいと思います。

専門知識も無く、建築業界の仕組みも知らない、相談しようにもどうすればいいのか分からない、私たちに施主として何か落ち度があったせいなのか、断熱施工の精度を望むのは私たちのわがままなのか、これくらいは我慢しなくてはならないのかと断熱問題以外のことにも悩みました。

独立した建築士の方たちがすべて真下様のような方であれば、安心して家作りが出来るのにと思います。

また、何かありましたら相談にまいります。

本当にありがとうございました。


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