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ずさんな施工だと思うのですが、このままでもよいのでしょうか?
【専門家に質問】
さかもとくん 2017/08/01   
■ ご相談・ご質問の内容

新築中ですが、工務店が無断で仕様、図面を変更しているのがわかり、話し合い中です。
写真は筋交いを欠きこんでいると思うのですが(片筋交い)このままで本当に問題ないのでしょうか?
3分の1以上欠きこんでいなければよいと言われました。
他の筋交い(片筋交い)も同じように欠きこんでいます。

また、小屋裏換気のことでお聞きしたいのですが、切り妻部分を妻換気にした場合、透湿防水シートは上部を10cm以上空けないと換気できないのは本当でしょうか?
透湿防水シートの施工に決まりはないのでしょうか?

6件のコメントが投稿されています(1-6を表示)。
No.1  石神 昭二 2017/08/02   
 写真を拝見して問題点を検証します。

 1)筋交い材を欠損してホールダウン金物を取り付けた状況が見られます。筋交い材の断面が欠損しておりますので、図面通りの耐力が発揮できない状態です。

 2)ホールダウン金物と筋交い取り付け金物が重なっております。これらの金物は全て認定書で取付け方法が規定されており、金物が重なる施工は認定では認められておりません。

 3)柱の2面に金物が取り付けられております。右側にホールダウン金物で左側に柱接合金物が取り付けられております。
 構造計算で算出された当該柱に掛かる応力を負担するに当たり、ホールダウン金物だけでは不足した為に、接合金物が設けられたとすれば、2)で指摘した事柄と同様に、このような取り付け方法は認定では認められておりません。

 1)について、施工会社のコメントで、1/3以上の欠き込みについての文言がありましたが、それを裏付ける計算書などの根拠を提示する事を要望して、さかもとくんが納得するまで、設計者の説明を聞いて下さい。

 2)3)については、今回の施工は認定と外れた施工です。この場合金物の耐力は発揮できないという見解になりますので、施工会社に構造計算の再チェックと再施工を要望して下さい。

 他の箇所にも同様の不具合があるようですので、施工会社と利害関係のない建築士に調査を依頼する事をお勧めします。

 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.2  さかもとくん 2017/08/02   
石神様、ご回答いただき有難うございます。
やはり、筋交いの欠きこみはダメなのですね。構造計算書(木造2階建て)は提出してきたのですが、本人がしていないということで説明がきちんとされません。(第3者に確認してもらい、書面上は基準を満たしているが、現場がこの通りかは別問題だと言われました)

木造住宅2階建てなので、簡易な構造計算が一般的ですが、石神様が言われているものは、もっと詳細な構造計算のことでしょうか?

3)についてのご指摘がありますが、角柱の両サイドに片筋交いがあり、それぞれ金物で止めています。その場合でも問題あるのでしょうか?(写真を添付しました)

第3者の方に現場は見てもらいました。石神様と同じ指摘を受けましたが、工務店からは耐力も落ちないので問題ないとのことでした。(市役所の建築指導課も工務店と同じ回答でした
ので、今回お聞きしました)

金物についてですが、垂木留めなど、ほとんどの金物が重なってとめてあります。
筋交い以外でも認定されていないのでしょうか?

また、筋交いの欠きこみに気が付いた場合はやりなおさないとだめなのですか?
他に対処の仕方があるのでしょうか?


No.3  石神 昭二 2017/08/03   
 構造計算書については、下請け業者に依頼した様ですが、施工会社に計算書の内容を説明できる技術者が不在という事でしょうか。

 現場に於いて施工の是非を判別でない現場担当者の安易な判断が、今回の金物の施工不良の原因と思われます。

 構造計算書は柱接合金物の計算書ですので、確認申請書に添付されていると思います。この計算書と現場が整合する施工が重要ですから、第三者のコメントの「書面上は基準を満たしているが、現場がこの通りかは別問題」という所見は誤っていると考えます。

 第三者に検査を依頼したと伺いましたが、施工会社と利害関係のない技術者=建築士の人でしょうか。

 第三者の検査人と市役所の建築指導課のコメントに「耐力も落ちないので問題ない」とありますがこの所見も誤っていると考えます。

 接合金物(ホールダウンを含む)の認定は、メーカーが規定通りの実験結果に基づいて金物の耐力が発揮できる状況を確認して、認定を受けております。私は他の案件でメーカーに確認したことがありますが、メーカーのコメントは「柱の2面に異なる金物を使用した実験は行ってないので、実験にない使用方法で施工した場合は、金物の耐力について保証できません」という事です。

 従いまして、認定以外の使用方法で施工された金物については、保証できないという事です。

 現実的に金物は設けられておりますから、相応の耐力は保有していると思いますが、誤った施工法を肯定する事はできません。

 私の考えは、欠損した筋交いの取り換え・筋交い金物とホールダウン金物と重なった状態の改善・同じ柱の2面に設ける二種類の金物を、1種類の金物にする。もちろん計算書に記載された耐力の金物を使用する。


石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.4  さかもとくん 2017/08/03   
石神様、ご回答有難うございます。
現場の調査をして頂いた方は、他県の方なので利害関係は工務店とはないはずです。

確認申請書類は役所に再度、開示をお願いしたもので確認していただきましたが、石神様が言われている構造計算書は添付していません。木造2階建てで4号特例を使用しているからでしょうか?確認申請には、平面図(耐力壁)柱と横架材の仕口の接合金物(いろはに・・・)の図面はありますが、これとは違うものを言われているのでしょうか?
他に金物に関する書面はないので、簡易な壁量計算書は法的には耐力があるとこになっているが、現場がその通りかは別問題だと調査の方は言われたのだと思います。
工務店の社長が1級建築士であり、設計と監理をしていますが(契約上)、実際は無資格者で大工経験のない現場監督と大工に丸投げの状態でした。
また、図面は外注しているためか、社長がまともに説明できないので、まともに話し合いもできない状態です。
図面も肝心なものはなくしたといって出さないので、図面と現場の照合も難しい部分もあると思います。(プレカット業者も紛失したと言って出しません)
市役所も適当な回答しかしないので、どれが本当なのかわからなくなり、こちらに相談しました。
木造住宅2階建て(4号特例使用)の確認申請には平面図、立面図、見取り図、仕様書、24時間換気チェックリスト(採光も)以外に、どのような書類があるのでしょうか?
工務店は他にはプレカット図しかないそうです。
(調査の方は、他に施工図がないといけないし、断面図がないのもおかしいといわれました)
設計監理委託契約書の重要説明書がないことは役所から指摘があり、工務店には伝えましたが、無視されて、いまだもらえません。
No.5  石神 昭二 2017/08/05   
 構造計算書は木造の4号物件であれば確認申請に添付しなくても良いですが、計算によって建物の安全を確かめる事は設計者の義務です。

 計算の内容は壁量計算と柱接合金物の算定を行います。設計者の業務は計算により壁量の確認と金物の決定です。これを図面に反映する業務が設計者の責任です。監理者は図面と現場が整合している事を確認する業務ですので、施工会社の社長が設計者・監理者であればこれらの責任を負う責任者です。

 前のメールでも記載しましたが、計算書=図面=現場が必須ですので、第三者の調査員のコメントの「簡易な壁量計算書は法的には耐力があるとこになっているが、現場がその通りかは別問題だ」は間違っております。

 施工会社の社長が、計算の内容を説明できないという一級建築士の様ですが、計算を下請けに発注したといっても設計者は社長ですから、説明できないとは非常に残念ですし、本来はあってはならない事態です。又 図面を無くした様ですが、図面が無い状態でどういう仕事をするのでしょうか、非常に問題があると考えます。 工事請負契約書には図面・仕様書・見積書の通りに建築する仕事を請け負っているのですから、契約通りの仕事ができるのでしょうか。

 確認申請書の第二面で、【設計者】の項目に社長の名前が記載されており、【ト.作成又は確認した設計図書】に設計図書一式と明記されていると思います。 という事は、設計図は全て社長が作成した事になります。
 又【工事監理者】の項目に社長の名前が記載されており、【ト.工事と照合する設計図書】に設計図書一式と明記されていると思います。 従いまして、図面を基に監理する事を明記しております。
 確認申請書の第一面に「この申請書及び添付図書に記載の事項は、事実に相違ありません」と記載しており、その下段に設計者氏名を記載して捺印が押されておりますので、これらに記載した内容と違うことを行っていると考えます。

 確認申請書一式の中には、確認申請書第一面から第六面・設計図(配置図・平面図・立面図・構造図・開口部の検討図・24時間換気の検討図等)が添付しておりますが、建築基準法の規定を検討する他の図面が添付しており、設計者の作成の仕方により図面の形式は様々です。

 確認申請書は手続きに必要な図面のみ添付しますので、工事に使用する図面は設計者の考え方で、その他の図面が追加されます。

 確認申請の事柄及び設計図の詳細に関しては、この解答欄で判り易く記載する事は難しく、文章では詳細をお伝え出来ない事を残念に思います。大変申し訳ございません。
 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.6  さかもとくん 2017/08/07   
石神様、有難うございました。

私の説明不足だったかもしれませんが、壁量計算書上は法的に合っているが、計算書の数値の
根拠(どうしてこのようになっているのか)が第3者ではわからないそうです。
(筋交いなど、上棟後、(確認申請書から)追加、変更されている箇所があるようです)

確認申請書類には、設計図面一式と書かれているのが一般的かもしれませんが、こちらのものには添付書類一式となっていますので、第3者の方からは、設計も監理もきちんとはしないと言っているようなものです、と言われました。(立面図、平面図、配置図しかないので)
実際、契約時(上棟まで)は施工図?というものがあったが、今はなくしてないと言われています。(矩計図、プレカット図など)

いろいろ建物、契約ともに問題があるので、できればしたくなかったのですが、法的な話し合いも考えようと思います。有難うございました。


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