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べた基礎の下の空洞
【専門家に質問】
とみ 2016/05/12   
■ ご相談・ご質問の内容

建売住宅を購入しました。
基礎はべた基礎でして、建物の基礎の下部に空洞があります。
空洞の断面は幅 100mm 深さ200mm 長さが4メートルあります。

販売業者の説明では、ピンコロを配置する際に捨コンをはつり、基礎の下を掘削したとのことです。

添付写真の矢印の部分が空洞の上面でして写真では採石で埋めてあります。

地盤強度が下がり地震の際に家が傾くことを心配しています。

よろしくお願いいたします。

9件のコメントが投稿されています(1-9を表示)。
No.1  とみ 2016/05/13   
この写真の黄色の部分が空洞の断面です。長さ4メートルあります。

基礎破壊と表示した青色の部分の基礎の耐圧が無く、地震発生時に建物の倒壊を心配しています。
No.2  石神 昭二 2016/05/13   
 写真を検証すると駐車場の高さを合せるために地盤を掘削した様に見受けられますので、その隙間にピンコロを設置した状況が覗えます。掘削した範囲が局所的でその深さが数cmであれば地盤強度への影響は低いと考えます。

 建物周囲の地盤高さは図面に明示されているはずですので、施工中に何らかの理由で高さ設定を変更した事が考えられます。
 
 

 

 

 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.3  みや 2016/05/14   
早速のご回答ありがとうございました。
空洞の断面は幅 100mm 深さ200mm 長さが4メートルですがこれでも大丈夫でしょうか。

添付イメージのような基礎の接地圧がなくなっているのが心配です。
No.4  石神 昭二 2016/05/15   
 地盤に掛かる接地圧が14KN/㎡であれば、それを受ける地盤はそれ以上の地耐力が必要ですが、そのためには基礎下に空洞があっては地耐力を発揮出来ない事は明らかです。

 基礎(建物)が完了してから外構工事の駐車場を造る時に、駐車場高さが基礎よりも低いために基礎下まで掘削したとしても駐車場のコンクリートを打設する前或いは打設と同時に基礎下へコンクリートが充填されているのではないでしょうか。

 写真のピンコロを外した時に基礎下が空洞になっているとしたら、今後の雨水により基礎下の土砂が流出して更に空洞が拡がる可能性が考えられます。

 施工会社(売主)に調査のためにピンコロを撤去して内部を確認してはいかがでしょうか。もしも実際に空洞であればコンクリートの充填を強く要望して下さい。


石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.5  とみ 2016/05/16   
ありがとうございました。
基礎下へコンクリートが充填されてなく、大きな空洞があります。

ピンコロを取り外し、調査することになりました。その後、モルタルを充填すると売り主が言っています。セメントでもモルタルでもいいのでしょうか。
No.6  石神 昭二 2016/05/16   
 基礎下に空洞が残ったままということでしょうか。空洞を隠すためにピンコロで塞いだのであれば、補修方法には問題が有ると考えます。

 空洞部分の補修方法を考えると、モルタル充填は一つの方法ではありますが、最善とは考えません。(モルタルは砂とセメントと水を混ぜた材料です)

 今回の様な空隙を充填するに当たり、グラウトを注入する方法が適していると考えます。グラウトとは空洞・空隙及び隙間を埋めるために注入する流動性の有るモルタルで、耐水性が高いので防水目的でも使用されます。又収縮性が無いので強度が高く無収縮モルタルとも呼ばれます。無収縮モルタルを使用すれば基礎との付着性が高まり一体となって基礎強度を高める事に繋がります。

 グラウトの注入工事に当たり、ピンコロを外して型枠を設けて、注入口から充填する施工が行われますが、正確に注入するためには知識と技術が必要ですので専門業者に依頼する事をお勧めします。

 通常のモルタルの場合は水分が乾燥するに伴い収縮しますので、空隙やひび割れが発生する可能性が考えられます。

 施工会社と協議してとみ様が納得のいく施工を要望して下さい。


 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
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No.7  とみ 2016/05/26   
ありがとうございました。
施工会社が調査のために添付イメージのようにピンコロを取り除きました。

教えていただいたように、グラウト注入を依頼しました。

添付イメージの右に示すのが施工会社作成のグラウト打設の断面図です。
立上がり基礎と新規グラウトが分離しないようにアンカーを打つとのことですが、アンカーを打つと立ち上がり基礎が損傷します。今回は基礎破壊部分の修復ですから、空洞にグラウト打設だけにしたいのですがいかがでしょうか。

よろしくお願いいたします。
No.8  石神 昭二 2016/05/31   
 基礎に打つアンカーの径と打ち込み深さによってはとみ様の御心配の通りと思われます。

 グラウトは隙間や空洞に充填する事が重要ですので、今回は基礎外面に蓋として合板などを固定して、穴からグラウトを加圧充填する工法が適していると考えます。従いまして施工会社作成のスケッチにあるアンカーは不要と考えます。

 グラウトを充填して、蓋(合板)の隙間から溢れたグラウトを除去(清掃)した後に最初の写真の様にピンコロを化粧材として式敷する方法が適していると思います。

 回答が遅くなりましたが、既に施工済であればアンカー打設後の基礎の状態を入念に検証してください。


石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.9  とみ 2016/07/27   
石神 昭二様

ご丁寧に教えていただきありがとうございました。
7月25日にクラウド充填工事が完了しました。
施工会社の都合と天候(雨)のせいで工事が遅れました。そのせいで連絡がずいぶん遅れました。

専門的なことはわかりませんでしたが、納得のいく展開になり厚く感謝しています。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


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