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重量鉄骨造の断熱リフォーム工事で、不快な天井からの放射熱の改善について
【全員に質問】
匿名 2013/09/03   
■ ご相談・ご質問の内容

重量鉄骨造2階建ての1階が倉庫 2階が住宅の住宅部分の断熱改修のためのリフォームを施工中です。次世代省エネ基準の断熱を施すことになっていました。
今年の夏は暑かったのですが、それ以上に天井からの熱が異常に熱く、室内はサウナのようで、とても住まうことが出来ないと危惧しています。
天井はもともとはあった小屋裏をなくし、切り妻屋根の形状の斜め天井とし、断熱材はグラスウール155mm(24Kの同等能力)です。グラスウールの上に屋根の野地板まで20cmほどの空間がありますが、通気口は無く、空気層が閉じ込められた状態です。
最初、H鋼の熱橋を疑ったのですが、H鋼の下だけでなく、天井板全体が高温に(特に棟の部分)なっていることが分かりました。

このままでは夏はとても住めないので(2階のワンフロアーのつくりで、すべてそこで生活します)、断熱の施工方法を改善して欲しいのですが、何が一番効果的で、今の状態からリカバリーできるでしょうか?施工は現在途中でストップしています。

工務店と設計士は、天井断熱に小屋裏通気層を作らなかったことに対しては、非を認めています。
改善案として以下の提案を受けています。
1、棟換気口と軒先吸気口を付け、通気層を作り、小屋裏換気を行う。通気の邪魔にならない程度に熱橋対策を行う。屋根に穴をあけることに対する不安、H鋼があるため、外気への隙間が縦に1cmほどしかないこと(横は棟の長さだけあります)、どれくらい効果があるのか疑問があります。
2、棟の部分の天井を一部下げ、小さい小屋裏換気とする。(間取りに合わなくなるところがあります)
3、屋根を葺き替え、屋根断熱(外断熱)とする。ただし、壁と床が充填断熱なので、壁とのつながりが無くなる。また、葺き替えにかかる費用が多い。
4、天井をつける。現在の間取りと合いませんが、効果はリフォーム前の住宅で実証済みです。

家は東西に長く14mくらいあります。
妻は東西に面しています。
建築敷地は四角く、屋根の形状は単純な切妻です。
写真はグラスウールを敷く前の天井面です。
野縁は軽鉄で、この面にプラスターボードを貼り天井を作る予定でした。
良い解決策をお願いします。


11件のコメントが投稿されています(1-11を表示)。
No.1  匿名 2013/09/03   
提案された改善策の5つ目を書き忘れました。

5、屋根の裏から発泡ウレタンを必要量吹き付け、内側から屋根断熱とする。
鉄骨などがありボコボコになるため天井板を張りますが、そこに空間が出来ることになるが、工務店はこの空間を室内と繋げるための換気口をつけるとほこりが溜まることが問題であるといいます。閉じると、通気の無い空気層を作ることになり、また熱い空気が溜まってしまう。また、断熱材だけで屋根の放射熱が防げるかどうか不安です。
No.2  真下 裕之 2013/09/04   
写真を拝見しますと棟の鉄骨と野地板の間隔がほとんどなく
棟からの排気はあまり期待出来ないと判断致します。

妻壁に見える2つのスリーブは以前の妻換気孔でしょうか?
軒先に給気口を設けることができるのであれば
棟部分の天井を妻壁のスリーブの下までの範囲で水平とし
軒裏給気と妻壁排気とされてはいかがでしょうか?

妻壁の排気の一部を機械排気として
盛夏時にのみ稼働させる対策もしておくと安心かと思います。

また母屋のC型鋼の厚さ分に断熱材を野地板面に施工し
C型鋼の下面で気密フィルムを施工することで野地板面の結露を防ぎ
屋根裏空間の温度を下げることも出来ます。

断熱と結露の両面の対策となりますのでご検討ください。
現在のデザインにとって不都合なこともあると思いますが
住めない住宅では意味がありませんので
天井面のデザインの変更もご検討ください。
真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.3  山本 覚 2013/09/04   
小屋裏換気がよいと思いますがその場合も空気の入るルートが必要です。
軒裏からの通気と小屋裏換気のセットになります。
また、天井裏が断熱材で敷き詰められていると通気層がなくなるので通気が出来る天井裏の空間も必要です。
山本 覚(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
新築、リフォームの設計・監理、住宅検査・診断(ホームインスペクション)、内覧会立会いなどを行っている。神奈川・東京を担当。
No.4  匿名 2013/09/04   
アドバイスありがとうございます。
この断熱改修には、通気層を作って換気をすることが有効であると理解しました。
もう少し質問させてください。


真下様のおっしゃるとおり、棟の鉄骨と野地板の間隔は1cm弱です。棟換気は期待できないのですね。軒下吸気にしても、H鋼とc鋼の間隔は2cm弱しかありません。

野地板面にC鋼の厚さに敷き詰めるのは、屋根面への太陽の照射熱にとても効きそうで期待できます。が、棟のH鋼に直角に交わるH鋼には高さがあるので、横に引くことが出来なくなります。
軒下の吸気口から空気が入り、暖められ上に上がり、棟の下の天井を少し下げた空間に溜まった暖かい空気を、妻側に換気扇などで強制的に引っ張るということで、換気の効果があると考えてよろしいでしょうか?

山本様のおっしゃる断熱材の上に通気層のスペースをとるには、全体に天井面を少し下げる必要があるでしょうか?何センチあれば大丈夫でしょうか?

写真を追加しました。
H鋼の厚みと屋根の懐高がほぼ同じです。
棟に直角に交わったH鋼ごとに、沢山のブロックを作ってしまうので、それごとに軒下吸気口が必要になりそうです。それも、先ほども書きましたが、軒先換気のための隙間が2cm弱しかありません。

そもそもこの断熱方法がムリがあったのではないかと思えてきています。
施工してしまったところを生かすために、さらにムリを重ねることにならないか、不安を感じます。
No.5  石神 昭二 2013/09/05   
鉄骨梁の高さが20cmから30cm程度でしょうから、天井の上に断熱材を敷いても野地板又は母屋(C型鋼)と断熱材との間は数cm程度はあると存じます。

密閉された空間ですから数cmの隙間があれば通気は可能と考えられますので、軒先に有孔板などを使用して給気を図り、棟から排気する方式で屋根裏換気は可能と存じます。

屋根の棟金物を換気(排気)できる形状に加工された金物を使用する事をお勧めします。

天井の最上部を水平に施工して、妻側の穴を換気用に使用できると尚有効と思われます。
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.6  山本 覚 2013/09/05   
現在はH鋼に直接天井下地(軽鉄)を組んでいるようですね。この状態だと通気層を確保するのは難しいです。
屋根なりの天井がご希望であるなら吊り木をして天井下地を組み直し、少なくても10㎝は空間を確保されることをお勧めします。
山本 覚(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
新築、リフォームの設計・監理、住宅検査・診断(ホームインスペクション)、内覧会立会いなどを行っている。神奈川・東京を担当。
No.7  真下 裕之 2013/09/05   
画像と情報を追加して頂きありがとうございます。

妻壁のスリーブの下には窓があるようですね。
前回の回答で棟換気に代えて妻壁の換気を提案いたしましたが
棟の換気用スペースはこの窓の上に限定されると思われます。

また上り棟形状のH鋼で屋根裏換気スペースが区画されてしまうことから
棟の三角部分のスペースでは換気の流れを確保しにくいことが考えられます。

山本様からのご提案の通り、天井下地のLGSを100mm程下げ、
更に棟換気スペースを確保されることが良いと考えます。

室内のデザインに大きく影響すると思いますが
生活空間として活かすには必要な対策では無いかと思います。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.8  蔦村賢一郎 2013/09/05   
小屋裏換気口が設けられないので、発泡ウレタンを吹付ける改善策が提案されたものと思われますが、
鉄骨造は他の構法より、熱橋を起こしやすいので、結露防止には注意が必要です。

RC造の場合は、断熱に折り返しを設けますが、鉄骨造の場合は熱橋が予測される部分の小屋組の構造部材にも、断熱材で被覆することをお奨めします。
蔦村賢一郎(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会立会い、住宅の設計監理を行っている。大阪、奈良、京都を担当。
No.9  真下 裕之 2013/09/05   
少しわかりやすくするために画像を添付しますので、
あわせてご確認ください。


真下 裕之(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅の設計・監理、住宅購入相談、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。埼玉、東京を担当。
No.10  匿名 2013/09/09   
沢山のアドバイスありがとうございます。
No.8 蔦村賢一郎様 2013/09/05 のアドバイスですが、野地板にはもちろん、鉄骨にも発泡ウレタンをくるむように吹き付け、最後に天井板で仕上げると聞いていますが、どんなことに気をつければいいでしょうか?
天井板の上の空間(発泡ウレタンが無い部分=鉄骨が無い部分)はそのまま閉じても良いでしょうか?

No.11  匿名 2013/09/09   
No.9 真下 裕之様 2013/09/05

他の皆様も、真下様と同じご提案を下さったと理解しています。
ありがとうございます。

写真が東北の部分のみ、敷地の形状のため、角が斜めに切り落とされたような形になっています。分かりにくい写真で申し訳ありません。
左から2本目3本目の青い線は無く、そのまま天井板を10cm下げると、壁の上に設置されている鉄骨を隠すように降り、壁に天井板が突き当たることになります。
上り棟形状のH鋼で屋根裏換気スペースが区画されますが、棟の下の天井板を平らに下げ、空間を作り、棟換気と妻換気(強制換気をつけようかと思います)で通気を確保すると、野地板と断熱材ではさまれた空気層の温度の異常な上昇はなくなりますでしょうか?
それとも、野地板の裏から断熱ボードを貼ったり、屋根の上に遮熱材のようなものを貼り付けなければ、夏の天井板の高温は避けられないでしょうか?
天井板の高温は、斜め天井の宿命とある程度はあきらめるべきでしょうか?

なにか施工実例などありましたら、ご紹介いただければ大変うれしいです。


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