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屋根勾配の施工ミス
【専門家に質問】
ゆっくん31 2015/07/14   
■ ご相談・ご質問の内容

M社の1982年新築のスレート葺ドーマ付きの二階建て住宅です。
10年ほど前からドーマ部から雨漏りが始まり三階の屋根裏がかなり濡れてきましたが、今年になって風向きにより2階天井から雨漏りします。ドーマ部の屋根勾配が、新築図面では、15/100ぐらいのところ、先日現物を計測したら、150/2000の勾配しかありません。スレート葺では、この勾配では、雨漏りを防ぎきれないと思いますが、M社では何十年んも前の工事で勾配は雨漏りの原因に直結するものではないと、なんらかの施工ミスについて時効だとの認識で困っています。なんらかの善処させることはできませんか。

3件のコメントが投稿されています(1-3を表示)。
No.1  石神 昭二 2015/07/15   
 屋根勾配(傾斜)についての御質問ですが、図面を検証すると屋根勾配は5~6/10と見受けられます。御質問の勾配はドーマの屋根の棟部(頂部)の傾斜を指している様に思われます。
 
 雨漏りの原因となる箇所を考えると、棟部が交差する箇所及び傾斜する屋根が接する部分が考えられます。
 
 棟が交差する箇所は複雑な板金の加工になりますので、隙間が発生し易い部分です。又、ドーマ屋根の端部と屋根が接する箇所に施工された水切板金も同様に隙間が発生し易い箇所ですので、これらが漏水の原因と思われる箇所です。又水切板金が経年の劣化により錆びや変形が漏水の原因となる事が考えられます。
 
 従いまして、ドーマ屋根の棟部の勾配が雨漏りの原因に直接つながる可能性は低いと考えます。

 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。
No.2  ゆっくん31 2015/07/15   
石神様
ありがとうございます。
屋根はこのような感じで、ドーマ部のスレートのみかなり湿っている感じです。
この部分は一応防水シートが機能しているので影響ないということでしょうか。
このように勾配が少ないとスレート部からも染み込みやすいということはないでしょうか。
よろしくお願いします。
No.3  石神 昭二 2015/07/15   
 スレート葺き屋根材は重ね葺き屋根材のため、基準勾配以下の場合は屋根材の裏面に廻る水が多くなり、雨漏れの原因となります。基準勾配は製品によって違いますが、通常2.5/10以上と思われます。一般的な勾配は3/10から4/10で施工されます。
 
 写真を拝見すると図面の屋根形状と相違があるようです。屋根勾配が基準勾配よりも緩い様に見受けられます。

 黒ずんでる屋根材は雨水を含んで傷んでいる状態でしょうか。御質問の通り防水シートが機能しておれば屋根合板への影響は少ないと思われますが、現状を把握するために屋根裏から合板の状態を検査する事をお勧めします。屋根合板も雨水を含んで傷んでいる可能性が考えられます。

 
石神 昭二(一級建築士)
住宅コンサルティングのアネストで住宅検査・診断を担当
住宅購入相談、住宅診断・検査(ホームインスペクション)、内覧会同行を行っている。首都圏、静岡・愛知の一部を担当。


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