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新築マンションのチェックポイント

マンションの遮音性能(3)建築コスト・販売価格

当然ながら、2重床であってもコンクリートスラブがあるわけですので、音の対策としては2重床の方が良いと考えがちなのですが、単純にそうもいきません。その理由は、建築コストや規制の問題などとも関係して、建物のプランによるからです。。。と話を広げてしまいますと一般の方には理解しづらくなってしまいますね。

建築中のマンション

コンクリートの厚みが厚く、さらに2重床にしますと、その分、床全体の高さが高くなりますね。マンションの高さを考えるときには、この床の高さのほか室内空間の高さ(天井高)もありますが、これらの高さを高くすればするほど、マンションの階数を多くとれないことがあります。高さへの制限などが関係してくるからです。階数が減ると総戸数も減ります。総戸数が減ると販売して得る売り上げも減る、、、

 床の高さを高くする
 ↓
 マンション全体の高さ制限にかかる
 ↓
 階数を減らす
 ↓
 総戸数が減る
 ↓
 販売する住戸数が減る
 ↓
 売主の売上が減る or 販売価格を高くする

上記のようにマンションの販売計画や購入価格とも関連してくるのです。とにかく、規制等の関係で何も考えずに天井高や床の高さをあげていくわけにはいかないのです。

もちろん、厚いコンクリートで2重床にすれば、そのコスト自体も高くなるので販売価格に影響してきますね。十分なコンクリートの厚さと2重床にすることで、かなりコスト増・販売価格増となるようであれば、売主はその仕様は採用しないことが多いです。

売れないほど高くなってしまうようでは、売主としても困るので、市場調査を行うなどして、そのマンションの仕様を決めるのです。

コンクリートスラブの厚さをほどほどにして2重床にしたり、厚さをしっかりとったけど直貼りにしたり、、、コンクリートスラブの厚さもボイド(コンクリート内部の穴)とも関係してくるのですが、これはまた別の機会にお話しします。

とにかく、そういった事情もあって、なかなか完璧はありません。こういった背景があることもマンション選びの参考にしてみてください。





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