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新築一戸建て住宅の建築工事の流れ

外壁工事:外壁仕上げの建築工事の流れ

 外壁工事の流れの続きです。透湿防水シートの施工の後ですが、胴縁を施工していきます。通気胴縁で通気層を確保することができるので、外壁内部を空気が流れることができて壁内結露を抑制する働きがあります。

 これを外壁通気工法といいますが、最近の住宅の多くで採用されている工法です。外壁の仕上げ材をサイディングとしている事が多いですが、この場合は通気工法になっているはずです。

胴縁(縦胴縁)

 胴縁は縦方向に施工する縦胴縁と横方向に施工する横胴縁があり、サイディングが横方向に張るならば縦胴縁、サイディングが縦方向に張るならば横胴縁とします。

 左の写真は縦胴縁で、縦に施工されている木材がそうです。



 胴縁の厚みがある分だけ透湿防水シートとサイディングの間に通気層を設けることができるのですが、1本の胴縁が長いと空気の流れに影響するため、1本の長さを1800mm(1820mmが多い)程度までとします。また、サッシ周りの胴縁はサッシ枠との間隔をあける(30mm)ことで、空気の通り道を確保します。また、胴縁と胴縁の間隔は通常、455mmとします。

 以下が、縦胴縁と横胴縁の図です。ピッチなどを確認してください。

○縦胴縁の図

縦胴縁
 ・サイディングが横張りのときは縦胴縁になります。この場合は開口部の周囲へ空気が
  流れるように胴縁に30mm以上の通気スペースを設ける必要があります。
 ・縦胴縁の間隔は柱と間柱にとめるため、455mmピッチです。


○横胴縁の図

横胴縁
 ・サイディングが縦張りの場合には横胴縁になります。この場合には空気の流れを遮らない
  ように胴縁に30mm以上の通気スペースを1820mm間隔に設けることが必要です。
 ・横胴縁の間隔は455mmが基準ですが、サイディングのメーカー仕様によります。


 そして、胴縁の上にサイディング材を施工していきます。1枚のサイディングの横幅は3030mmが一般的です。そのサイディングを外壁面の一番下から順に施工していきます。1枚目を設置した時点で金物もしくは釘で胴縁にしっかりとめ、2枚目のサイディングをその上に一部を重ねるように設置します。そしてまた金物(または釘)で胴縁にとめます。これを繰り返して上までサイディングを施工していきます。

 全てのサイディングを設置した後に、サイディングの左右をしっかりコーキングしておきます。

 さて、外壁の仕上げ材にはサイディング以外にもモルタル仕上げや金属系(ガルバリウム鋼板など)もあります。モルタル仕上げの場合は、通気層を設ける場合と設けない場合が有りますし、現場によって施工方法も様々で異なります。ここでは、その一例をご紹介します。

 胴縁の上に木ずりを施工して、その上からアスファルトフェルトを貼ります。このアスファルトフェルトは破れやすいので、丁寧な施工を心がける必要があります。さらにその上にラス網(最近はダブルラスが多い)を貼ります。ダブルラスの方が通常のラス網よりも丈夫です。

 ラス網の上に下塗りをしていきます。その後、ファイバーメッシュを張ってから上塗り(仕上げ)にかかります。下塗りから上塗りまでの期間は10日間程度あけることが理想ですが、現実には2日程度で上塗りすることが多いです。現場によっては、翌日には上塗りしているケースもあります。

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