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中古住宅を買うなら空家と居住中のどちらがよいか?

空家と居住中

中古住宅の購入を考えていくつか物件を見学に行くと、空家で誰も住んでいない物件もあれば、売主が居住中で売却に出している物件もあります。なかには、売主が誰かに貸していて賃借人が居住している物件もあります。

購入を考えている人にとって、空家と居住中の物件のどちらがよいのか、それぞれのメリットやデメリットをあげてみてみましょう。

空家と居住中

●空家を購入するときのメリット

  • 売主や居住者に遠慮することなく、ゆっくり見学できる。
  • 家具、荷物がなく隅々まで点検できる

●空家を購入するときのデメリット

  • 水道、電気等のライフラインを止めていれば、使用状況を確認できない

●居住中の物件を購入するときのメリット

  • ライフライン(水道・電気)の使用状況を確認できる

●居住中の物件を購入するときのデメリット

  • 売主や居住者に遠慮しがちで、ゆっくり見学できない
  • 家具、荷物に隠れて見えない箇所が多い

中古住宅の購入を考えている人は、売主に対して物件見学時に遠慮がちな人が少なくありません。あまりじろじろ見ていると気を悪くしないだろうか、長居すると申し訳ない、などと考えてしまうようです。売主としても、売りたいわけですから、ゆっくり見てもらって構わないと考えている人の方が多く、買主が考えるほど遠慮する必要はありません。

とはいえ、遠慮がちになってしまうものです。空家の物件で、その場に売主や居住者がいないようであれば、遠慮なく時間を使って見学しやすいので、メリットになりますね。

また、家具や家電など荷物がなければ、居住中ならば見えなかったところまで点検できるので、これも大きなメリットと言えます。冷蔵庫やタンスの裏側の壁面や床は見えないです。また、収納内部が荷物で一杯ならば、こちらも確認できる範囲が限られます。

家具等で見えなかったところに、カビや著しい劣化がある住宅もありますから、これは大事なことです。普段、見えない箇所のカビや漏水跡などは売主も気づいていないことが多いため、契約前に聞いてもわからないことがあります。

電気やガスなどのライフラインに関することは、物件見学時に使用できなければ、確認することができません。買主自身が見学時に水道や電気の使用テストをすることはあまりないですが、本当は故障等がないか確認したいものです。

買主が第三者のホームインスペクション(住宅診断)を依頼すれば、水道や電気が使用できるならば、テストしてもらえるでしょう。

空家の場合と居住中の場合で、メリットとデメリットをあげましたが、それぞれ一長一短があります。しかし、家具などの荷物が無い状況を契約前に確認できる空家は、買主にとって最も大きなメリットです。

但し、居住中のまま売却に出す中古住宅が多いですから、空家だけに絞ることはあまりお奨めできません。幅広い選択肢から絞っていくためにも、居住中の物件にも目を向けるべきでしょう。

執筆者:専門家

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