シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FPへの住宅購入と住宅ローンの相談Q&A

FPへの住宅購入と住宅ローンの相談Q&A

2016年もあと数日になり何かとバタバタする時期ですが、今年を振り返って住宅相談で多くいただいたご質問を5つ取り上げ、Q&A形式で簡単にご紹介したいと思います。

Q1、持家と賃貸どちらがいいか?

A1、お金の面で考えると、平均寿命を超えて長生きし住宅ローンの支払いが終われば住宅にかかる支出は大きく減少しますので、持家のほうがお得と言えます。逆に、平均寿命迄の短命になると賃貸のほうがお得と言えます。勿論、寿命は誰にもわかりませんので、持家と賃貸でどちらが有利というのは判断が難しいです。価値観が多様化している現在では、お金以外の要素の比重が増しているようにも感じます。

Q2、自分たちの家計に見合った家づくり予算をどのように考えたらよいのか?

A2、全く同じ家族構成と年収で合っても、家づくりに使える予算は同じではありません。なぜなら、教育方針や老後の考え方、自動車の有無、毎月の生活費などが違うからです。つまり、借りられる額と返せる額は違いますので、住宅・教育・老後・保険などトータルでライフプラン(=将来計画)立てる必要があります。ライフプランを作成すると家計に見合った家づくり予算は自ずと算出されます。

Q3、住宅ローンは固定金利と変動金利のどちらを選択したらよいのか?

A3、家計の状況や経済状況さらには精神的な要素などによって選択が変わってきます。比較的家計に余力があるのであれば変動金利で組み、金利が上昇する前に返済を完了してしまうのも一つの考え方です。ただ、少しの金利の上げ下げが気になるような方は、精神的に安心できる固定金利がいいでしょう。また、日本は超低金利が続いていますので、今のうちに固定金利で組み、金利上昇リスクを取り除くのも一つの作戦です。

Q4、住宅ローン期間をどう考えたらよいのか?

A4、35年で組む方が多いですが、住宅ローン期間を短縮できれば総返済額を抑えることができます。一般的には退職後、年金収入から住宅ローンを返済するのは難しいですので、現在から退職年齢迄の期間で住宅ローンを組むのが無難でしょう。ただ、長い人生何が起こるかわかりませんので、住宅ローン期間を長めに組み余裕が出てきたら繰り上げ返済していくのもいいでしょう。

Q5、繰り上げ返済を積極的に行ったほうがいいか?

A5、家計に余裕があれば繰り上げ返済を行うと、住宅ローン期間を短縮することができ(期間短縮型の返済)、総返済額も減少させることができます。ただ、繰り上げ返済を行うと負債が減少するという一面と、繰上げ返済に使った資産が減少するという一面もあることを考慮しておく必要があります。例えば、繰り上げ返済をし過ぎたがために、子どもが大学入学時に預貯金が少なく教育ローンを組まなければいけない状況になると本末転倒ですので、注意するようにしましょう。

Q&Aを5つご紹介しましたが、家計の状況や価値観は本当に人それぞれですので、家づくりに関わらず、まずはライフプラン(=将来計画)を作成するようにしましょう。今まで見えていなかったことが、きっと見えてくると思います。

<執筆者>
・執筆者:長谷剛史
・所属会社:長谷ファイナンシャルプランナー事務所
・主な資格:ファイナンシャルプランナー(CFP・1級FP技能士)、住宅ローンアドバイザー

<執筆者のプロフィール>
住まい・資産運用・保険3つの分野に強いファイナンシャルプランナー。ライフプランを中心とした総合的な観点からアドバイスを行う。

長谷ファイナンシャルプランナー事務所

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする