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良い不動産会社、良い営業マンの見極めの注意点

不動産業者の見極め方

良い不動産会社、良い営業マンの見分け方(1)」「良い不動産会社、良い営業マンの見分け方(2)」について述べてきましたが、良い不動産会社や営業マンと誤解してしまうことも多いものです。ここでは、良い不動産会社、良い営業マンを見極めるための注意すべき点をあげます。

(1)不動産・住宅業界の経験が長いだけではダメ
知識や情報を持っていることは良い営業マンには必要なことです。その裏付けとして、業界経験年数を重要視してしまうと失敗することが少なくありません。もちろん、経験年数はアドバンテージになることも多いですが、誤魔化しや言い逃れの術ばかり上達していて、必要な知識が十分でない人もいます。

不動産・住宅業界の経験が長いだけではダメだということを肝に銘じておいてください。

不動産業者の見極め方

(2)返事が遅い営業マンに要注意
住宅の購入希望者からの質問や要望などに対して返事が遅い人も注意が必要です。当日か翌営業日には回答してほしいものですが、無理な場合にはいつの返事になるか明確にしていただかなくてはなりません。

ただ、忙しい営業マンは多いですから、メールで大量にわかりづらい文章で質問を送信していても、営業マンが困ってしまうこともあるでしょう。質問する側も、質問の仕方については慎重になりましょう。

(3)威圧的な人、いい加減な人、人が良さそうな人に注意
態度が悪い人やいい加減な人に注意しなければならないのは当然です。しかし、知識があり何でもすぐに回答がもらえて、仕事も早い。だから多少の態度の悪さは我慢しようと考える人もいます。

威圧的であったり態度が悪かったりする営業マンは、売買契約を終わった途端にコロッと態度が変わり回答も仕事も遅くなることがあります。態度が悪いなりに、契約するまでは頑張るのですが、その後はひどいものになる事例は多いです。

また、逆にとても人あたりの良い、感じのいい人が契約後に態度が悪くなることもあります。結局、契約してしまえばそんなものなのかと、驚きと戸惑いと怒りが交錯してしまう人もいることでしょう。見た目の印象だけでは、判断できないので最後まで気を抜かないようにしましょう。

(4)広告の物件がない(おとり広告)業者はダメ
不動産業界では昔からおとり広告と言われるものが存在します。これは詐欺的なものですが、実際には存在しない物件を売り物件として広告に掲載し、購入希望者からの反響を得て、会ってから別物件の営業を行うという手法です。

賃貸物件では異常なほど多いのですが、売買物件でもあります。不動産会社は、どういった条件の物件が購入希望者からの反響を得やすいかわかっています。架空の物件をでっちあげて広告したり、存在するものの大きなデメリットを隠して広告したりすることがあるのです。

インターネットの物件情報やチラシ等を見て不動産会社に問合せ、実際に営業マンにあったときに、「あの物件がさきほど売れてしまって」と言われたならば、おとり物件である可能性があります(本当に売れてしまった可能性もある)。このような場面に遭遇したならば、一旦、お断りして別の物件を探し直した方がよいでしょう。

(5)「掘り出しもの」という人はダメ
買主としては、掘り出しものの物件があれば買いたいと考える人もいることでしょう。しかし、売主の立場で考えれば当然のことですが、市場価値よりも買主にとってお得ということは売主にとって損なわけですから、売主がそんな条件で積極的に売るはずがありません。

特殊事情により、多少、条件のよい物件が売りに出されることがあっても、最初にその売却物件情報に接するのは一般の買主ではなく、間違いなく不動産会社ですから不動産会社が先に買ってしまいます。そして、その不動産会社がその物件を再販するときは、すでに掘り出しものの条件ではなくなっています。

冷静に考えてみればあたりまえのことです。しかし、営業マンによっては「これは掘り出しものですよ」と買主に営業することがあります。掘り出しものの物件が無いことは、その営業マンが一番よく知っていることでしょう。

(6)契約日を延期しようとすると態度が悪化する人
買いたい住宅が決まって売買契約日をいつにするか、売主と買主の間で調整したとします。しかし、何らかの都合により買主が契約日を延期したいと申し出ることもあります。そんなときに、事情も考慮せずに態度が一変してしまう営業マンには注意が必要です。

契約日の延期は売主に対して、多少の迷惑をかけることもあり、不動産会社が再び段取りのために動かなければならないため、営業マンとしては避けたいのは事実です。しかし、大きな買い物の契約という一大イベントを前にして買主が悩んだり、迷ったり、何かを確認したりという事情も理解できるはずです。

こういったときの営業マンの対応に、その人の本当の姿が出ることでしょう。

(7)宅地建物取引士の資格が無い人
住宅売買の営業をするうえで最も基本的な資格が、宅地建物取引士です。この資格なくして、営業することが許されること自体おかしなことでもあるのですが(異論もありそうです)、宅地建物取引士の資格をもっていない営業マンも多いです。

不動産業界に入って1~2年以内であれば仕方ないですが、3年も5年も業界にいて、何件もの不動産の取引をしておきながら資格がないのは残念なことです。10年以上も資格なしで営業している人もいるから驚きです。

資格があれば安心というわけではないですが、必要最低限のものであると考えておきましょう。

執筆者:専門家

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