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住宅選びで注意すべき火災対策(消防車と道路)

消防車の通れない道路

購入する住宅を選ぶときに注意すべきチェックポイントは多いですが、チェックポイントの1つに消防車がスムーズに駆けつけられる住宅であるかどうかを加えてください。住宅の安全性を考えるうえで、火災対策は大事な要素です。火災をなくすというわけではなく、発生してしまった火災への対応です。

火災被害にあってしまいますと、補修等の対応が必要になったり、被害次第では建て替えが必要になったりすることもあります。その間、引越しや費用負担など様々な問題が持ち上がり、金銭的にも労力的にも負担が大きなものとなります。

火災が発生してしまった場合、重要なことの1つは消防車がスムーズに現場に駆けつけて消化活動できるかどうかです。火災被害を抑えるためには非常に重要です。具体的には、消防車が通りやすい道路条件であるかを確認します。

道路幅にして4メートルが目安です。ただ、同じ4メートルの道路であっても違法駐車・停車が多い道路であったり、自転車などが多く置かれているような道路であったりする場合も消防車のスムーズな進入を妨げることがあります。

その道路条件の確認ですが、購入を検討している物件の目の前だけを確認すればよいわけではありません。幹線道路など、消防車が走ってくるであろう道路から進入してくるルートのチェックが必要です。

また、火災現場を目撃したことがある人なら想像できると思いますが、火災時に駆けつける消防車は1台や2台ではありません。規模などにもよりますが、多くの消防車がやってくることがあります。しかし、対象住宅の前や周辺の道路幅が狭いと近くに停車して早期に消化活動に対応できる消防車の数が限定的になり、消化が遅れる可能性があります。

ちなみに、購入しようとしている住宅の目の前の道路幅は広いものの、裏の住宅前の道路が狭い場合でも裏で起こった火災の消化が遅れて自分の家まで延焼してしまうことがあるため、直接面していない道路も念のために確認しておくとより安心です。

執筆者:専門家

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道路条件(1)道路の幅員

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